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人工授精とは?

人工授精は、夫の精液を洗浄濃縮し、元気な精子だけを回収して妻の排卵に合わせて子宮腔内に注入し、妊娠を目指す方法。

人工って言うけれど…

人工授精という言葉のイメージから、何か「人工的」に操作されるの?と考えられやすいのですが、人工的に行なわれるのは『精子を子宮腔内へ注入する』ことだけで、その先の受精から着床までは自然妊娠と同じ過程です。
人工授精の歴史は古く、1799年に英国で成功して以来200年以上が経ち、日本では1949年に慶応大学医学部付属産婦人科で初誕生して60年以上の歴史があります。
しかし、妊娠率は意外と低く8~10%程度、排卵誘発剤の併用などで妊娠率は約20%にアップします。ただし、排卵誘発剤を使用し、複数個の卵子が排卵すると予測できる周期には、多胎妊娠を避けるために治療周期を見送ることがあります。

AIH図

人工授精の適応は?

人工授精の適応は、主に以下の4つです。
(1)精液検査で精子数や運動率が少し低かった場合(軽度の男性不妊)
(2)ヒューナーテストの結果が良好でなかった場合
(3)夫婦生活に問題がある場合(性交障害、勃起不全など)
(4)タイミング療法で妊娠せず、その原因が不明な場合

人工授精AIHが適当とされる精液所見 人工授精は、主に軽度の男性不妊の症状のある夫婦に適応しています。
基本的には、女性は自然妊娠が可能で、それを妨げる原因がないことも、人工授精が適応する条件になります。
人工授精AIHが適当とされる精液所見は、WHOの基準に基づくと精液量が少ない(1.5ml未満)、精液濃度が低い(1,500万個/ml未満)、精子の運動率が低い(32%未満)などです。

なぜ精液の洗浄・濃縮は必要か

人工授精、体外受精、顕微授精とも、精液を洗浄・濃縮します。これは妊娠に結びつく元気な精子をピックアップするの主な目的ですが、そして人工授精においては、副作用を回避するためにも必要になっています。
精液には、子宮の収縮を促す物質(プロスタグランディン)が含まれ、また雑菌や皮膚組織、衣類の繊維が採精過程で混入してしまうため、そのまま子宮腔内に注入すると腹痛や発熱の原因になります。これらを排除するためにも精子の洗浄・濃縮が必要となります。

人工授精の妊娠率と妊娠成立までの回数

AIHでの妊娠率は意外と低く8~10%、排卵誘発剤を使用し、卵胞成長と排卵をある程度コントロールすることで約20%まで妊娠率をあげられるとされています。しかし、誘発剤を使用により複数個の卵子が排卵されることが予想できるときには、多胎を予防するために治療周期を見送ることがあります。
治療周期の回数は、人工授精(AIH or IUI)で妊娠が成立した夫婦の約80%が3周期以内だったという統計から、また、AIHを続けることで、抗精子抗体が2次的に作られてしまう場合もあることから、5~6周期を目処に行ないます。
その期間に妊娠が成立しなければピックアップ障害などの原因が疑われ、体外受精への治療切り替えを勧められるようになるのが一般的です。

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