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- 卵子
- 女性が持つ生殖細胞で、その女性の遺伝情報を持ち、精子と受精することで胚となる。卵子の直径0.1~0.2mmで人体でもっとも大きな細胞。
卵子の外側を卵丘細胞が囲み、その内側にはたんぱく質でできた透明帯、さらにその内側に母親の遺伝子を伝える核の入った卵細胞質がある。
平均閉経年齢である約50歳までに排卵される卵子は、400~450個といわれる。年齢とともに質が低下し、それが妊娠を大きく左右する。 - 卵巣
- 卵巣は、卵胞を貯蔵する臓器、生殖器でもあり、卵胞ホルモン(エストロゲン)を分泌する内分泌器官でもある。
- 卵胞
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卵子の入った袋。
女性は、卵巣の中に一生分の卵胞を蓄えて生まれてくる(約200万個)。ただし、その数は自然に減少し、思春期頃には約20~30万個に、閉経を迎える頃には1000個程度になっているといわれている。
この減少は、月経のあるなしに関わらずに起こる。
初経を迎える頃、卵巣がホルモンに対して反応できるようになり月経が始まると、ホルモンの影響を受けて卵胞は成長し排卵が起こる。 - 卵胞刺激ホルモン(FSH)
- Follicle stimulating hormoneを略してFSHといい、脳下垂体前葉で作られる。排卵周期に入った卵胞は、FSHの刺激を受け発育する。
- 臨床妊娠
- 超音波検査で胎嚢(胎児の袋)が確認された場合、臨床妊娠となる。