今回私たちが訪ねた『とくおかレディースクリニック』は、東急東横線都立大学駅から徒歩2分という、大変通いやすいところにあります。開院したのは2005年11月というまだ新しいクリニックですが、院長である徳岡先生の不妊治療の診療経験は厚く、主に子宮内膜症と男性不妊症を得意としています。
みなさんも「そろそろ赤ちゃんが欲しいな」「どうして私、妊娠しないんだろう」「まさか私、不妊?」といろいろな思いから、病院へ行ってみよう!と考えられた、あるいは考えていることでしょう。そのときに、あまり気負いがなく最初の一歩が踏み出せたら、そこから始まる治療ストレスも少なくなるのではないでしょうか。そんな思いからクリニックを訪問しました。
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〜徳岡 晋院長プロフィール〜
昭和63年 防衛医科大学校卒業
同校産婦人科学講座入局
昭和63年 防衛医科大学校附属病院にて臨床研修
平成02年
自衛隊中央病院(三宿)産婦人科勤務
平成05年
日本産婦人科学会認定医取得
平成07年
防衛医科大学校医学研究科
(医学博士取得課程)入学
平成11年
『子宮内膜症における腹腔内免疫環境の検討』
にて学位(医学博士)取得
平成12年 木場公園クリニック
(不妊症専門)
勤務
平成17年11月01日
5年間の木場公園クリニック勤務後独立
とくおかレディースクリニック開設
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スタッフへインタビュー
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●培養士になって8年の遠藤さんは、「培養という仕事は、何年携わっても日々勉強だ」と語ります。
「遠藤さん、ふだんは、どんな気持ちで仕事をされているのでしょう?」
「そうですね。世の中の割合としたら、不妊の患者さんは少ないのですが、ここにいらっしゃる方は、みなさん赤ちゃんが欲しいと願う方たちばかりです。私自身も、もしかしたら不妊であるかもしれないという思いがあります。ケースにもよりますが、男性は女性に比べると簡単に検体を出すことができます。でも女性は痛い思いをしますから、同じ女性としても、みなさんに妊娠して欲しいと思って日々の仕事をしています。取り違えのないように注意することはもちろんのこと、卵の状態をよくみながら赤ちゃんになるんだよと優しく愛情を持って、そして移植の前に、戻す胚についてご説明するときは、患者様になるべくわかりやすく、と心がけています」
さらに愛嬌のある顔で、「お話できるときは、なるべく多くのコミュニケーションがとれるように、また卵にとっていい培養環境を整えられるようにしています」と付け加える遠藤さん。遠藤さんからは『私も同じ不妊という現実を目の前にするかもしれない』との言葉もあり、同じ女性として、この仕事を一生懸命にやりたいという気持ちと強い姿勢がうかがえました。
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●
日頃の診療や検査などに立ち会う看護師は、
どのように患者様と接しているでしょう。
看護師の杉原さんは、一語一語を丁寧に次のように話します。
「お互いがきちんと治療を理解することが大切だと思いますので、わからないことはどんどん聞いて欲しいと思います。そのためには、患者様がスタッフに声をかけやすい関係になるようにすることが大切だと思っています。『こんにちは』などのあいさつは基本的なことですが、悩んでいる方、困っている方は、表情になんとなくでていますよね。そのようなときには『何か困ったことはありますか?』と声をかけるように心がけています」
大切なことの基本は誰でも知っています。しかし、その基本を人は忘れがちになってしまいます。徳岡先生が患者様にかける「○さん、お待たせしてしまってすみませんね」は、患者のストレスの軽減のための基本中の基本、その基本を大切にすることは、やはり患者様を大切にすることにつながるのであろうと感じます。またそのハートはクリニック全体のものであって欲しいものです。
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不妊なの?と思う気持ちはあるけれど…

現在、不妊治療に臨まれている方で、「私は『結婚して、しばらくすれば当然のように妊娠し、出産し、ママになり、パパになるものだ』と考えていました」と、そう答える方は少なくないと思います。
しかし、思いのほか妊娠しないで「今月はきっと!」という期待の大きさと「今月もダメだった…」という絶望感を味わい、その心のアップダウンを繰り返す期間が長くなれば長くなるほど、「どうして妊娠しないの?」の疑問が不安に変っていきます。
様々な葛藤は、すでに『病院へ行ってみよう』と思った時からはじまることでしょう。
病院に行こう!でも、どこへ?

いざ、病院へ行こう!と決めても、一体全体どこへ行けば良いのでしょう。
病院選びや医師選びは、何の病気でかかるにしても、とても大切な決定事項です。
それが『ママになりたい』という希望での病院選びとなれば、多分に夫婦生活などプライベートな問題も含みますし、内診台に上がる恥ずかしさなどナイーブな問題も含みます。
あるいは、私たちi・wish無料相談コーナーにも度々寄せられる『不妊だと認めたくない』という女性としてのプライドの問題もあるでしょう。
『病院へ行こう!』
そう思っても、なかなか実行するまでに時間がかかるという方も少なくないことから、病院側が通いやすいよう工夫するのも大切なのではないでしょうか。
その点、とくおかレディースクリニックでは、いかがでしょう?
院長の徳岡先生に伺いました。
(今の時代にありがちな婦人病・症状から)
すべての世代の女性をサポートしたい

「当クリニックでは、『いきいきと健康で、より若々しくより美しくありたい、そんな女性の願いを叶えるために』を診療理念とし、すべての世代の女性を全面的にサポートしていきたいと思っています。そのために、一般産婦人科治療ならびに高度生殖補助医療をしていますが、女性は月経が始まる思春期、性成熟期、更年期そして閉経と、(女性ホルモンは)ダイナミックに変動します。
一方、この間の生活を見てみますと、学校の卒業や就職、結婚など社会生活を営む上でさまざまな変化があり、身体へのストレスも加わって、多くの方々が月経のトラブルである月経痛や月経の異常、不正出血などを経験しています。
例えば、ある方は女性特有の子宮筋腫や子宮内膜症、また更年期で起きる様々な症状に悩み、またある方は子供がなかなか授からない、また授かったのに流れてしまったという辛い思いをされます。
そして、昨今のストレス社会を反映してでしょうか、若い女性に最近増えているのが、月経前症候群(月経前の不快な身体・精神の諸症状)とプチ更年期障害です。
なかでも切実なものとして、一日でも早く赤ちゃんが欲しいのに恵まれないという問題があります。
婦人科と聞くと、なかなか気軽に行けない雰囲気もあるかもしれませんが、症状を悪化させないためにもまずは受診することが大切ですから、私はみなさんに『内科を受診するような気持ちでいらして欲しい』とお話しています」
患者様の思いは多種多様

「不妊症の場合でも、いろいろな方がおみえになります。『不妊かどうかは分らないけど、なかなか妊娠できないので来てみました』という方。『他院で3回体外受精をしたけれどもできず、最後にもう一度』とみえる方。『赤ちゃんは欲しいけれど注射などはしたくない』という方。他にもいろいろな思いを持って患者様は受診されます。
私たちが診療の中で最も力を注いでいる不妊症の場合、通院される方の最終的な目的は『子どもが欲しい』という願いを叶えることですが、子どもを得るまでの道のりは、その思いも方法も様々です」
なるほど、先生の工夫は「お腹が痛い」「ちょっと風邪かしら?」の症状の時に気軽にいける内科のように、「私たちのクリニックにいらしてください!」ということであり、そこから、さらに「生涯を通して女性の健康を診るホームドクターとして接してくださいね」ということのようです。その雰囲気はクリニック外観を飾るロゴや色使いからも感じることができます。
新設の部類に入るとくおかレディースクリニックですが、不妊患者の中には転院されておみえになる方も少なくないといいます。それぞれの患者様のニーズに合わせた治療をするという、ここでの実際の対応ぶりはいかがでしょう?
患者様の多様なニーズに応えるために、まずは患者様の声を聴く

「最近ではテーラーメイド治療、オーダーメイド治療などと言いますが、私たちもそれぞれの患者様のニーズに合わせた治療を進めています。その時に『しっかりと治療の方向を選別していくことが大切』だと考え、患者様が何を必要としているかを知るためにも、『まずは患者様の声を聴くことから始まる』と思っています。不妊治療では精神的なストレスを感じている患者様も多いため、なかには『もう◯◯な治療方法はしたくない』と具体的に話す方もいらっしゃいます。それがART(生殖補助医療)に関してのことなら、無理に同じ方法を勧めることはしません。何よりも患者様の『是非とも欲しい』という思いがあってこそ『とことん一緒にがんばりましょう』という姿勢があり、そこに治療方法の選択、オーダーメイド治療としての不妊治療を探って行くものだと思っています。
私たちが手助けすることは、患者様ご夫婦が願い、ご夫婦だけではできないことを(効果も考えながら)できる限りサポートしていくことだと考えています」
患者様の声を聴き、信頼を得てはじまる
『オーダーメイド治療』

「このときに欠かせないこととは『患者様に信頼してもらい、その関係を築くこと』です。そのためにも、とにかく患者様のニーズを取り間違えることのないように声を聴き、話を聴くことが大切なのです」
そう話しながら、先生が具体的な例をあげました。
「赤ちゃんは欲しいけど、不妊かどうか分からないと感じている方に『さぁ、体外受精をやりましょう!』では患者様は驚いて引きますよね。
赤ちゃんは欲しいけれど、『先生、私はそういうことはしたくないです』という方もいて、病院に来るみなさんが積極的な治療を望んでいるわけではないのです。
先ほども言いましたが、訪れる患者様の思いは様々です。
そこで治療歴があれば、今までどういう治療をしてきたか、今なにを必要としているのか、患者様ご夫婦がどの道を欲しているのかなどを聞き、十分なコミュニケーションをとりながら、まずは信頼関係を築くことから治療は始まると考えています」
実際に行なっていく治療方法が決まれば、それに伴う期待や不安が患者様の心や生活にかかってきます。その一つである金銭的な負担、特に高度生殖医療は、自費診療になります。『やるべきことはしっかりやりましょう。そのためには、このくらいのお金がかかります』と、先生は患者樣へ医療費の説明も忘れてはいけない、必要なことの一つだと話します。
それは徳岡先生の「私は、真剣に取組んでいます。だから一緒に歩んでいきましょう」という姿勢の現れなのでしょう。
院内の雰囲気からうかがえること

それでも、診察を受ける者にとってはなかなか話しにくかったり、とても緊張する、などの声も多いかもしれません。デリケートな話題です。やはり、リラックスできる雰囲気がいいのではないでしょうか。
とくおかレディースクリニックの院内はローズピンクを基調とした柔らかい雰囲気、そこかしこにバラの花が飾られています。先ほども言ったように、雰囲気作りは大切なこと。外観を見て「女医さんですか?」とみえる方もいるそうです。いらして下さる患者様の気持ちを少しでも和ませたいという思いにより、季節に応じて院内の雰囲気を変化させています。
「産婦人科の診療をする医師は、女性の方がいいと考える方
も多いことでしょう。残念ながら、私は女医ではありません。しかし女医よりもきめ細やかに、そして患者様のストレスを少しでも下げられるようにと思っています」
と、先生。
これには多くの患者様が喜ばれているようです。
なるほど『いきいきと健康でより若々しく、より美しく』『女性の心とからだが健康で豊かであるために』を願う、とくおかレディースクリニックらしいサービスの一面です。