看護師長のアドバイス
「不妊を前に、ご夫婦がどういった部分で一番深刻に話し合っているかを聞かせてもらい、奥様を力づけることで、いかにしたらお二人で頑張っていけるのかを考えていきます。

 なかにはお互いがきつい言い方で苦しめあってしまうケースもあります。言葉の一つ一つがストレスになりますから、お互いの言葉の使い方などもアドバイスすることがあります。

 赤ちゃんを希望し、治療を進める『パートナーとして、いつも相手への感謝の気持ちを忘れずに接し、私が頑張るから』という気持ちを持っていただくよう、お話します。

 夫婦でがんばる意識、そして奥様の明るい顔が一番。

 ほんのささいな言葉でいいから、元気の出る言葉を持つことが大切です」

    増田 加代 看護師長

ファイル紹介( 岡本クリニックで使用されている説明資料、検査結果記入用紙、スケジュールやデータ類など )
1●フーナーテスト説明(時期、方法、注意)
2●血液検査(時期、内容、注意)
3●子宮卵管造影検査(時期、予約の取り方、検査方法)
4●精液検査、アクロビーズテストを受けられる方へ
(内容案内、時期予約法、採精方法など)
5●卵管通水検査(時期、内容、注意)
6●子宮卵管造影検査、卵管通水検査を受けられた方へ
(注意事項案内)
7●尿中黄体化ホルモン(LH)の判定
(説明と質問時の問合せ案内)
8●人工授精をご希望の方へ(タイミング案内、予約法)
9●人工授精を受けられる方へ
(施行前の注意、採精方法、説明、施行後の注意)
10●人工授精を受けられた方へ(注意事項)
11●精巣精子採取術を受けられる方へ (時間案内、術前注意、当日注意、持ち物、術後注意)
12●手術を受けられた方へ
(注意事項、内服薬、創部の消毒、受診予定日)
13●IVF-ET治療スケジュール
14●採卵を受けられる方へ
(採卵日までのスケジュール、採卵法、持ち物、注意事項、精子の準備について)
15●凍結胚移植を受けられた方へ(薬の服用法、移植方法、注意事項、持ち物)
16●2段階胚移植を受けられる方へ(受診時電話の入れ方、移植方法、注意事項、持ち物)
17●精子凍結保存についての説明
その他、各種治療方法の説明、分割胚の分類説明、胚盤胞の分類説明、各種検査結果通知書、各種承諾書など。
岡本クリニックにおける治療成績の実績データ類。
※ 以上、資料一部を紹介しましたが、 詳しくは直接クリニックにお問合せ下さい。

 

今までに取材訪問したクリニックは


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2006/1 取材(2008.1、写真更新)



 
 現在、大阪には数多くの不妊治療施設があります。その中で、今回、私たちが訪問したのは、男性不妊治療が充実している岡本クリニックです。

 男性不妊に対応したクリニックは全国的に増えているものの、男性の不妊研究そのものに、生殖医療はもとより、遺伝子学や泌尿器科が連動するため、今後もさらなる関連業界全体の努力が必要です。
 地域に根ざした不妊専門のクリニックとしは普通規模の堅実な医療施設・岡本クリニックを取材して、私たちはまた一つ、不妊の勉強を深めました。
 そこには気になる不妊治療(生殖医療)と社会の現状と、明日への大きな課題も見えるようでした。
 夫婦で不妊を感じたら、まずはクリニックを訪ねてみよう! それはもう、ごく普通のことなのです。


岡本クリニック

岡本 吉夫 (院長)プロフィール

昭和26年5月29日生
昭和53年3月 大阪市立大学医学部卒
昭和53年5月 大阪市立大学付属病院研修医
昭和58年3月 大阪市立大学大学院卒
昭和58年4月 大阪市立住吉市民病院産婦人科医員
昭和63年4月 大阪市立住吉市民病院産婦人科医長
平成 5年5月 岡本レディースクリニック開院
平成 8年5月 医療法人昴会岡本クリニック開院
男性外来開始

 

駅から徒歩1分、受付は明るく元気!
 

 新大阪から地下鉄『御堂筋線』で約20分、長居駅を出れば徒歩1分で岡本クリニックです。
 洒落たつくりの建物は、ここがクリニックかしら?と、よく見過ごす人がいるというコンクリートのモダンなつくりです。
 大きなガラス張りのロビー中央、ガラス戸の入口から挨拶していくと、元気で明るい女性が愛想よく受付で対応してくれました…。一瞬、ホッとします。

現場重視の、温厚な院長が語る『診療』
 

 ほどなく現れた院長は、とても温厚で優しそう。その安心感から取材も進みます。
 その院長にも、時間とともに診療に対するこだわりやキリッとした熱いものを感じました。
 『医療は患者様と膝を突き合わせ、身体に触れ、その人の体温を含めた五感を感じ取って診察していくもの』
 と、院長は語ります。 
 この思いが看護師や泌尿器科の医師にも刻まれ、診療の流れやこころのケアを内々に確立しているようです。
 その基本は自然を尊重した、ケースごとの不妊治療、ケースごとの精神面でのフォローです。

精神的なアドバイスで院長と師長が話すこと

 院長は師長とともに話します。
 「患者様には、どのような人がどのようにして不妊を克服されたか、あるいは条件が悪い方でもこういうやりかた、自然を含めて成功されているケースも随分ありますから、その話をすることによって、理解を得ることが多々あります。
 自分だけではなく、そういう方もいらっしゃるんだと知ることで力を得ると、随分と違うものです。そこに、私たちがお手伝いをするというプラスの面での話をしています」

女性の気持ちに適任の女性看護師を

 先生は続けます。
 「多くの患者様は女性です。したがってある程度経験を積んだ看護師、つまり妻であり母であり人生の先輩が、女性としての実体験をお話することが大きく役立っています。
 当院には若い看護師から年配の看護師まで、自分も不妊に心配を持つ者や、不妊で悩んでいる者もいますから、患者様のケースごとに適任の看護師を対応させます」

岡本クリニックの今後の抱負

 院長は、産婦人科医、そして臨床医として早くから不妊治療をはじめ、いままでに多くの顕微授精はじめ治療の実績がありますが、今後はラボの面でも研究に努力していきたいといいます。社会にも発表できるラボの研究データ…。
 真摯な面持ちで、さらに院長が話すことの意味。
 「今は患者様が施設や治療法を選ぶ時代です。個々の患者様に合わせた治療法の説明さえ、患者様にとっては想定外で煩わしさを感じる方もいらっしゃいます。そこで改めて誤解のないよう、自分たちの努力・技術で培ってきたものを世に問い、多くの患者様にいい形でフィードバックするためにも、発表できる研究ワークの充実が、今後の当院の大きな課題です」
 ここに、地域診療に根ざし、今後の進展を願うクリニックの明日への努力が見えてきたようです。医師の努力と患者様の希望。どんな願いも叶えんばかりの元気なスタッフの笑顔が、とても印象的でした。

  


岡本クリニック
〒558-0004
大阪市住吉区長居東3-4-28
◆電話番号
06-6696-0201


http://www.ivf-baby.or.jp/

<STAFF & MAP>



(受付):明るさと元気と優しさよね!キリッとした仕事も素敵でしたが、帰り際、同僚の赤ちゃんを抱っこして可愛がっている姿の微笑ましかったこと…。みなさん、いつか母になるんですね。

(受付、事務スタッフ):女性よ、やっぱり。いつもきれいでいたいじゃないですか。実は患者様にもネールアートのサービスがあるんです。

(ロビー&中廊下、安静室):入口待合室ロビーは開放感漂うモダンなつくりだ。中廊下左に安静室が続く。安静室は自然な採光が降り注ぎ、安心感と清潔感に溢れていた。

(診察室):診察室には男性専用もあり、男性不妊への診療も充実している。

(採卵・オペ室):建物全体の雰囲気からか、オペ室はいっそう清潔感が感じられる。

(採精室):採精室は2室あり、1室はご夫婦で入室できるタイプが準備されていた。

(培養室):培養室のスタッフと作業風景。実際には明かりは落とされうす暗い室内での作業となる。


(ビル外観):自然光が降り注ぎ、あたたかさを感じる安静室。


私たちスタッフが対応しています  2008.1
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