トップページ > 病院選び>21 卵管鏡下卵管形成術

病院選びの参考34項目

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01 ブライダルチェック

02 夫婦での診療

03 患者への説明・その理解確認

04 使用薬剤の説明

05 治療費の詳細公開

06 助成金の扱い

07 タイミング指導

08 人工授精(AIH)

09 人工授精(AID)

10 体外受精

11 顕微授精

12 自然・低刺激周期採卵法

13 刺激周期採卵法

14 凍結保存

15 男性不妊

16 不育症・習慣流産

17 妊婦検(健)診

18 2人目不妊の通院配慮

19 婦人科検診の受け入れ

20 腹腔鏡検査

21 卵管鏡下卵管形成術

22 漢方の扱い

23 新薬の使用

24 カウンセリング

25 運動指導

26 食事指導

27 女医さんがいる

28 医師の人数

29 エンブリオロジスト

30 セラピスト

31 妊娠率

32 不妊治療開始時期

33 診療日と診療時間

34 エトセトラ

21 卵管鏡下卵管形成術





●外来治療で入院も不要、からだへの負担も少なく、卵管性不妊に期待の治療法です。
卵管因子による不妊原因は全体の約3割強、卵管通過障害による体外受精を自然妊娠へ導く可能性。

卵管鏡下卵管形成術の治療効果と限られる実施施設

 卵管鏡下卵管形成術(FT)は、比較的新しい治療法で、実施施設もこれをできる医師も限られています。
 卵管因子による不妊の割合は3割強と言われています。卵管閉塞のため卵管鏡下卵管形成術を行ない、自然妊娠をされた方は、その中の約3割という統計結果もでていることから、術後の自然妊娠の期待も高まる治療法です。痛みも少なく外来で行なうことができ、保険も適用となります。
 今まで体外受精でしか妊娠の見込みはないとされた方でも、この手術後に自然妊娠へのチャレンジの可能性も広がります。
 しかし、卵管因子のすべてに有効なわけではなく閉塞や狭窄には有効ですが、水腫を治療することはできません。また通過性がよくなっても、再度閉塞を起こすこと、全国全体での症例数も少なく,医師の技術的な差もあり,また卵管の状態によっては、手術は行なったが,通過性は改善しなかったケースもあるようです。術前に十分な説明を受け、リスクやメリット、デメリットも十分理解してから行ないましょう。

卵管鏡下卵管形成術の方法

★手術方法★

 卵管性不妊症の方を対象にした内視鏡治療で、カテーテルと呼ばれる細い管を経膣的に子宮や卵管に挿入し、内視鏡で卵管内の状態を確認したり、癒着を剥離して通過性を回復させる体に負担の少ない治療法です。


●実施施設は全国で約50施設、今後の普及を

 卵管鏡下卵管形成術は、経験者の指導のもとで20例程度の経験を通して習得します。卵管は長さ約10cm、直径は細いところで約1mmしかなく、内部に卵管鏡(直径0.6mm)の入った直径1.25mmの細い管を、膣から子宮を通して卵管に入れていくという、非常に繊細な場所に特殊な器具を使用し、細かい手順や微妙な手先の感覚で手術が進められるため、熟練した技術が必要です。
 体外受精を何度もされてきた方が、この治療を受けて自然妊娠したというケースも多々あり、体外受精などでかかる身体的、肉体的負担、精神的負担、金銭的負担を考えると今後の普及に期待がかかります。
 今回、病院情報を寄せていただいた38施設中卵管鏡下卵管形成術を実施する施設は6施設でした。全国では、約50施設程です。卵管閉塞や卵管狭窄がみつかり、体外受精しか方法がないと言われた場合、この卵管鏡下卵管形成術の適用が可能かどうかを検討してもいいかもしれません。
 自院に通院している患者様に対して、自院でできない治療でも有効ならば積極的に、いろいろいな治療法を紹介してくれる医師が much better!!